日本の法律に準拠した首都風架空地図(CAD)を描き始めてます。



要するに姿形の違う東京みたいなもの。
日本なので皇居もあるし省庁も同じ。
リアリティという意味で「実際にありそう」とかいうよりも、
「法律的に日本にあって大丈夫」な造りを目指している。
道路法とか河川法とか建築基準法とか都市計画法とかね。
できるだけ古いものから描いていき、
いきなり大通りとか鉄道を本格的に描いたりはしない
(落書き程度には描くけどたぶん変わる)。
新しいものはギリギリまで我慢。
つまり、地形があり、古い集落があり、それらや生産地を結ぶ古道があり、
昔の海岸線があり、そこに城ができ、幕府ができ、開国し、近代的都市計画が・・・
という流れを(どこまで現実的かはともかく)まんまやっていく。
いつも思うんだけど、先にでかい通りを描いたような架空地図って、
やっぱりどうしても不自然なんですよ、日本の土地の造りと比べると。
明治の地租改正時に土地の私有が認められるとともに道・水等が設定され、
私有地は切り刻まれていき水道は公有地だから無駄に残る、
という過程が見えないと日本っぽくない。
もちろん紙面が狭くて区画整理地だらけというならいいのだけども。
これはいつものA0サイズでやっていくからそうはならないね。
今のところここまで。

低湿地・地勢線・海岸線・集落・古道・城・中世の街の範囲・濠・街道などが
だいたいの位置で描かれている。だいたいね。
まあなんとか完成までこぎつけたいと思う。
いつも首都は描きかけで終わってるからね・・・。
そういうのは公開しないんだ、俺。
あともう1作、まったく逆に完全にしかすけの理想都市みたいなやつと
並行して作業できたらいい。ひとつだけやると飽きる(笑)。
ということでTwitterのほうと、たまにこっちでも画像掲載するので、よろしく。